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冷蔵倉庫・冷凍倉庫とは
倉庫と聞くと通常は商品を保管する場所というイメージが一般的かもしれませんが、物流における倉庫は、商品保管だけでなく、荷役や梱包、流通加工などのサービス機能を含めて指すことがあります。
これらのサービスをより効率的に提供するためには、情報システムが導入されることもあり、このような機能を有する倉庫を「物流倉庫」と呼びます。
また、物流倉庫は保管する商品の保管温度によって、常温・低温・冷蔵・冷凍4つに分けられます。
そして、この中でも10℃以下の倉庫は、冷蔵倉庫という区分になります。
ただし、より明確に区別するために、冷蔵倉庫と冷凍倉庫という呼称をするのが一般的です。
なお、冷蔵倉庫の保管温度帯はC3級〜F4級という区分が存在します。
冷凍倉庫はF級である-20℃以下の倉庫です。
冷蔵倉庫・冷凍倉庫のメリットとデメリット
冷蔵倉庫・冷凍倉庫を利用するメリットとして、まず廃棄ロスを減らせることが挙げられます。例えば、「予定の注文が無くなった」「商品が予想以上に余ってしまった」などの理由で在庫を抱えてしまっても、冷蔵倉庫・冷凍倉庫に保管すれば廃棄する必要がありません。また、常温で劣化してしまう商品も、冷蔵倉庫・冷凍倉庫で保管することで品質を維持できます。そのため長期的に商品を新鮮な状態で提供できるのです。
もちろん冷蔵倉庫・冷凍倉庫にはデメリットもあります。例えばコストです。冷蔵倉庫・冷凍倉庫は、常温の倉庫と比べてコストが高くなります。その理由は、冷蔵倉庫・冷凍倉庫内の温度を一定に保つために、温度調整システムを24時間稼働させる必要があるためです。さらに、作業員の人件費も必要になります。さらに通常の倉庫と比べて温度が低いため、作業員の負担も大きくなります。作業は非常に低温な環境で行われ、長時間作業することが困難であり、夏場などは外との気温差も作業員の負担となります。
また、自社で冷蔵品・冷凍品の温度管理を行う場合、冷蔵・冷凍設備と倉庫管理のノウハウが必要になります。このため、倉庫業務のアウトソーシングは有効な手段です。倉庫業務をアウトソーシングすれば、自社のリソースを本来の業務に集中することができます。なので倉庫業務のアウトソーシングを検討することも重要です。
こんな場合におすすめです
・繁忙期や催事の際に多量の仕入れしたいが、店舗にある冷蔵庫と冷凍庫の容量が足りない
・大容量の冷蔵庫や冷凍庫の導入を考えているが、コストやスペースの面で懸念がある
・食材の保管場所などに悩んでいる
・大容量の冷蔵庫や冷凍庫の必要性を導入する前に知っておきたい
お考えの際やお困りの際はぜひお気軽にお問合せください。
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